尿酸値とは何か？

尿酸とは、細胞やエネルギーの代謝の過程で出るゴミにあたるものを指します。

なので、常に体内で作られているのです。

 

健康な状態だと、血液を流れたあと、尿、便、汗などで排出されます。

 

しかし、何らかの原因により、排泄と生成のバランスが崩れ

体内に尿酸が増えると尿酸値の値が高いと言われる状態(高尿酸血症）になります。

 

つまり、あなたの血液中のゴミの密度が上がっているということになるのです。

 

尿酸値が高いとはどれくらい？

では具体的な数字で見る、高尿酸血症とはどれくらいの数値でしょう。

 

尿酸値が高いと言われる数値は、7.0mg/dlです。

 

7.0mg/dlを超えてくると、血液中で尿酸の結晶化が始まります。

 

 

男女別の尿酸値平均は以下です。

男性：4.0〜6.5mg/dlくらい

女性：3.0〜5.0mg/dlくらい

 

 

プリン体とは？

尿酸値の高くなる原因にプリン体の取りすぎがあります。

 

プリン体は尿酸の原料となる物質です。

そのため確かにプリン体の過剰摂取と尿酸値の間に関係性はあります。

 

しかし、体の中に尿酸が増える原因は、プリン体の取りすぎだけではなく

様々なことが考えられます。

 

以前は痛風が贅沢病と考えられていましたが、

それは貴族社会時代の遺物、現代には当てはまりません。